村上龍氏と曽野綾子女史のことを書いたが、

それは単なる僕の好みである。

本について言えば誰だって自分の波長に合う著者を好むからわざわざ安くもない

お金を払って買うのである。

僕が学生時代英語を習っていた先生が教えてくれた、

”My taste” ということなのだと思う。


彼らのエッセイは歯切れが良い。

難しいことを見事に誤解を受けにくい言い回しでバッサリ斬っている。

それはなかなか度胸のいることだと思うけども、

彼らのような逆立ちしても潰されない確たる実績と人気ゆえとは思う。

光に群がるという最も簡単なことをあっさり認めながらも、

光に必ずついている「影」をも簡単に斬って見せる。

かなり多くの人々が疑問に思っていながら口にしないことなので

単純な僕は目からウロコのごとく感心してしまうのだ。

話が逸れたままで ”My taste”については次回に。